医師による医療崩壊

新型コロナウイルスが蔓延し、感染者が日々増え続けていることから、緊急事態宣言も出されるまでになり、人と人との接触を各自が考え、感染することも感染させることも防ぐという意思で行動することを求められる空気になってきたのだが、今の世の中、思わぬところにおバカな集団がいた。

 

このウイルス騒動の中、自らが感染するかも知れないという状況の中で闘っている、多くの医師や看護師や検査技師など医療関係従事者の皆さんには、今は感謝の言葉しか無いのだが、もしこの医療現場が崩壊することになれば、日本の国体の存続がどうなってしまうだろうか、という事ぐらいは高学歴で入学され医者としての道を歩んでいられる研修医ともなれば分かろうというものだが、あろうことか、感染環境という「三蜜」を懇親という形で自ら立証されるとは、ご立派というほか言うべき言葉が無い。

 

日本医師会が医療現場の崩壊を危惧し、何度も叫んでいるのだが、むなしく聞こえる。いずれその医師会に所属されるであろうこの研修医たちに、今どんな言葉を掛けられるのであろうかお聞かせ願いたいものである。

マスクは他に回して上げて下さい

新型コロナウイルスの感染者が増えている中、安倍首相は布マスクを全戸二枚ずつ配布すると宣言したのですが、我が家の分は他の家庭なり医療機関にお回し下さい。

 

我が家は僅かな年金頼りの爺婆所帯ですが、外出もなるべく控え、手持ちの数枚のマスクでなんとかしのいでおります。

 

大人数家庭ではとても二枚では足りませんし、医療従事者は日々恐怖に晒されています。どうして二枚配布となったのか分かりませんが、安倍首相ご夫婦が一枚ずつという計算なのでしょうか?

 

「国民の生命が第一」と何度も口にされていますから、国民一人当たり二枚(洗え替え分含む)とすべきならまあイメージとしてわかるのですが、戸毎に二枚というのは、やっぱり分かり辛い。もしかして、「経済が第一」なのでは?

禁煙へのゲートが開いた 終局

2019年12月16日に某大学附属病院の禁煙外来を受診してから、12週間に亘、禁煙に挑戦してきたが、2020年3月9日に最後となる診察を受け、この間の禁煙を達成することが出来た。

 

これまで50年間喫煙を続けて身ゆえ、正直なところ、挫折するのではと思って始めたのだが、喫いたくなる気持ちを何とか抑え込んだ己の精神力を、有森某ではないが褒めてやりたい。

 

もちろんこの先は、この命が絶えるまで煙草に手を伸ばさぬ覚悟である。

禁煙へのゲートが開いた 最終コーナー

二月十日に三度目の再診を受け、このままの現状優先で、最終コーナーまで突っ走ることとなった。すなわち、禁煙補助薬に一切頼らず、絶対に禁煙する、二度と煙草に手を出さない、という精神力だけで残りの四週間を乗り切ろうとするものだ。

 

まあ、ニコチンが切れたからといって、暴れるわけでもなく、ふ~っとため息を零す程度の症状であるから、何ら気にはしていないのだが、もし再び煙草に手を出すとしたら、何か劇的な変化がこの身に起こった時だろう。それは何か、なんてことを考えるのは馬鹿らし過ぎるので、この先は?のままにしておく。

 

今日も元気だ、ご飯が美味い。

これが、

今日も元気だ、煙草が美味い

だったもんね!

禁煙へのゲートが開いた ひと月が経ち

2020年1月20日、この日は2回目の再診日である。前回から2週間が経ったわけであるが、事は大きく変わった。ニコチネルが3cmサイズから2cmサイズに変わったことは前回報告したが、禁煙をしているために身体自体が脱ニコチン化が進んでいるのか、ニコチネル自体が苦痛となって来たのである。つまり、ニコチネル自体のニコチンを身体が受け付けない、貼れば吐き気が必ず起こるようになり、医師の指示なしに、ここ1週間ほど、ニコチネルを全く貼らずに禁煙を続けたのである。

 

もちろん、この旨は医師に報告したが、それでも禁煙を続けられていることを確認出来ていたので、ニコチネルを用いず、凡夫の禁煙するという精神力だけで乗り切って行くことになった。ちなみに、呼気一酸化炭素濃度を測定した結果は「1」であった。

次回の再診日は、3週間後の2月10日となった。

禁煙へのゲートが開いた 初めての再診日

三週間ぶりに診察を受ける。まずは呼気の一酸化炭素濃度測定。スタートから一本も吸ってはいなかったから、ある程度は自信があったが、何と0ppmの値にはびっくり。え! と自然に笑いが零れた。このこともあって、七日からはニコチネルは2cmサイズになる。

 

時々発生する眩暈と吐き気については、多少はニコチネルの影響があるとのこと、そういえば、自分が喫っていた煙草はニコチン1mgの超軽めのもの、ニコチネルはとんでもない高濃度のニコチンで、身体もびっくりしたのかも知れない。

また熟睡することが出来ない状況が続いていたので、先生の指導により、就寝前にはニコチネルを剥がすことになった。

 

次回は2週間後の20日に受診。

禁煙へのゲートが開いた その2

今日は禁煙外来受診日。本来は、一週間前の予定だったが、年末年始の関係で計画どおりとはいかず三週間後の今日となった。

ここまで、スタートから21日間、煙草は一本も吸わずにきた。最初の1週間は、もっと苦しいかと思ったが、気合的な感覚で乗り切ったような気がする。3日目あたりからが一番苦しかったような気がする。喫煙出来ぬイライラ感を何かで補おうとするが、その何かが思いつかず、そもそも、そんな時のイライラ感を解消していたのが喫煙であったから、そのイライラ感も半端なものではなかった。

それでも、自己抑制は出来ており、その辛さを態度に出すことなく、ただ禁煙という固い決意だけを思い起こし、乗り越えられたと思う。

 

さすがに10日も過ぎる頃になると、喫煙へのこだわりは徐々に薄れ、禁煙の生活パターンにシフト出来るようになるとともに、空気が非常に美味いと感じるようになった。

これまで深呼吸でさえすることが少なかったのに、深呼吸は進んでするようになり、肺の中に新鮮な空気が入って行っていることに感動を覚えた。

もちろん、わずか10日で完全浄化されたとは思わないまでも、これまで気になっていた足のむくみや血色も幾分改善されているような気がする。

「禁煙は偉大なり!」なんていうつもりはないが、喫煙脱却からの身体の変化が今後楽しみとなってくる。

 

芸能人の沢尻某も苦しんでいるのだろうか、なんてことをふと思った。プカプカ中毒の凡夫と薬中の沢尻某ではその苦しさも格段に違うだろうが、心の余裕からか、いらぬところへ頭が回る。

ただ、時々眩暈と吐き気があるのが気が掛かる。貼り薬との因果関係にはないと思うが、今日の受診で先生と相談して見たい。順調に行けば、次回は3週間の予定となるはずであるが、それまでに、このブログのその3をアップしたい。