組織に不向きな貴乃花という人

貴乃花が現役であった頃は、沢山のファンがいたと思う。まあ私もその一人だったが。

ところが現役から退き、弟子育成の道を歩み始めたのだが、なぜかその途中で、自らの神格化?を始めてしまったようだ。弟子の貴ノ岩暴行事件を契機に、我以外全て敵とみなし、相撲界やそこに所属する人たちを見下し(これを顕著に現していたのが、理事会におけるふんぞり座りや、部屋訪問して来た親方に対する居留守など)始めた。結局、日馬富士は引退に追い込まれることになったのだが、貴乃花はこれで納得せず、更に高見に出ようとし、マスコミもこぞってこれを煽ったので、増々増長したのだが、あろうことか弟子が暴行事件を起こし、責任を取らせられることになり、平年寄りに降格。ここで歯車が狂い始め、マスコミの援護も薄らぎ、裸の大将になってしまった。

 

昨日、引退届提出の会見がテレビ放映されていたが、無念を何度も繰り返し、ひたすら己の美学に酔っているようで、何とも哀れであった。人は必ずしも組織に服従せねばならぬものではないとしても、組織は人の構成を以って動くことを学ぶべきだった。どんなに魅力ある人であっても、パーフェクトな人はいない。己もパーフェクトでなかったと暴行事件から学んだのではなかったのか?